2018年3月富山県美術館、7月日本科学未来館と、各会場を巡回展示している「デザインあ展」の展示構成と作品のデザインを担当しました。
マークを観察する展示、時間の概念を観察する展示、番組コーナー「解散!」の360度空間映像を構成しています。
日常身の回りにある様々なパッケージからマーク部分のみを取り出したオブジェであったり、トイレマークをモチーフに抽象度を変えたオブジェによって視覚情報の伝わり方や機能を観察するもの、マークのパーツが印刷されたカードを組み合わせてマークを構築し、さらに影絵の原理でモノクロに平面合成するもの、見えない時間の形をあらわすための人の工夫や、はやい/おそい概念の体験、様々な時間の特徴を体験できるもの等、
方法の枠にとらわれず様々な手法やメディアを用いて展示体験のデザインを試みています。

展覧会ディレクター:佐藤卓、中村勇吾、小山田圭吾
展示構成:岡崎智弘、パーフェクトロン、plaplax
会場構成:五十嵐瑠衣
参加作家:阿部洋介、柴田大平、ミズヒロ、Noritake、高野光太郎、大日本タイポ組合、のらもじ発見プロジェクト、野村律子、細金卓矢、パンタグラフ、奥田透也、松尾吉将、スタンド・ストーンズ、aircord、齋藤雄介
テクニカルディレクター:金築浩史
グラフィックデザイン:佐藤卓デザイン事務所


担当展示作品

「マークだけの群れ」
企画・デザイン:岡崎智弘
アシスタント:西本瑶
塗装・美術制作:日本美術工芸

「抽象度のオブジェ」
企画・デザイン:岡崎智弘
フィギュア制作・進行:スタンド・ストーンズ

「マークをつくる」
企画・デザイン:岡崎智弘
グラフィックデザイン:西本瑶
カード印刷・加工:福永紙工
照明装置:aircord

「じかんのかたち」
企画・デザイン:岡崎智弘
美術制作:日本美術工芸

「はやいあ/おそいあ」
企画・デザイン:岡崎智弘
テクニカルディレクション・装置:aircord
アニメーション:西本瑶
美術制作:日本美術工芸(東京展)
レーザーカット:ロッカ(富山展)

「じかん模型」
企画・デザイン:岡崎智弘
アニメーション:ミズヒロ
アシスタント:西本瑶

「じかんがくる」
ディレクション・アニメーション:細金卓矢
企画:岡崎智弘

「解散!360」
企画・デザイン・アニメーション:岡崎智弘
アシスタント:西本瑶、解散360スタッフ
撮影:宇賀神光佑
照明:内堀定通