現在開催中の展覧会「デザインあ展neo」に参加しています。会期は2025年4月18日〜9月23日。場所は虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45F「TOKYO NODE」にて。ぜひ、足をお運びください!

紙の印刷加工会社である福永紙工株式会社と共に進めているプロジェクト「紙工視点」の2022年発表の為の、告知動画/展示POP-UP/パッケージ/DMのグラフィックデザインおよび、プロジェクト・製品開発のディレクションを担当しています。
三組のデザイナーにそれぞれあたらしい紙のプロダクトをデザイン・開発していただき、福永紙工より発表しました。
現在製品を購入する事ができます。
グラフィックザインの歴史において「紙」という素材は、印刷を載せて届けるメディアとしての歴史がありますが、今回プロジェクトの視覚デザインにおいてチャレンジしたのは紙の物性から動きを取り出し、その動き自体を支持体にして文字情報を載せた時にどのような可能性が生まれるかについてです。また展示発表の際の会場什器も紙のプロジェクトならではのチャレンジをしています。会場什器はすべて紙で作られています。丸く閉じた帯のパーツの中に全紙サイズの紙をくるりと入れるだけで紙が広がる力を用いて筒状のパーツとして自立するとてもシンプルな構造を用いてデザインされています。これらの什器は再度平たい状態の紙に戻す事ができる為、2週間ほどの展示会期を終えた後に、福永紙工のワークショップなどで使用されることを踏まえて設計されています。
福永紙工さんと進めている「紙工視点」プロジェクトの、企画・ディレクション・デザインを担当しています。
「紙工視点」は紙の製品の開発とともに、そのプロセスやデザイナーの思考や着想に潜んでいる「視点」を伝え、アーカイブするプロジェクトです。
第一回は、荒牧悠さん、小玉文さん、辰野しずかさんによる3つのプロダクトを通して
視点を伝えていきます。
国立新美術館地下1階のSFTギャラリーでの展示、福永紙工工場内でのプレイベントでの展示、プロジェクトのカタログやDMなどの告知物、制作の過程をまとめたプロセスブック等、
様々なメディアを統合的にデザインしてプロジェクトを構成しています。
2018年3月富山県美術館、7月日本科学未来館と、各会場を巡回展示している「デザインあ展」の展示構成と作品のデザインを担当しました。
マークを観察する展示、時間の概念を観察する展示、番組コーナー「解散!」の360度空間映像を構成しています。
日常身の回りにある様々なパッケージからマーク部分のみを取り出したオブジェであったり、トイレマークをモチーフに抽象度を変えたオブジェによって視覚情報の伝わり方や機能を観察するもの、マークのパーツが印刷されたカードを組み合わせてマークを構築し、さらに影絵の原理でモノクロに平面合成するもの、見えない時間の形をあらわすための人の工夫や、はやい/おそい概念の体験、様々な時間の特徴を体験できるもの等、
方法の枠にとらわれず様々な手法やメディアを用いて展示体験のデザインを試みています。
21_21 DESIGN SIGHT にて開催された展覧会「デザインの解剖展:身近なものから世界を見る方法」にて企画制作協力として携わりました。
展示の企画アイデアから展示構成、様々なアウトプットの展示物の設計や参加作家の人選とディレクション等、企画から定着まで様々なフェーズのデザインに携わりました。
21_21 DESIGN SIGHT にて開催された単位展に出品した、台の上にのっている間の累積秒数ごとに世界規模での変化をカウントアップで体感する映像装置。
カウントアップ中は左右のモニタで累積された数値を、
中央のモニタは様々な1秒の事象がランダムで選出される。
21_21 design site にて開催された「デザインあ展」期間中に行われたワークショップの企画・実働に
studio note 寺山紀彦さんと共に携わりました。
イームズがデザインした「house of cards」というプロダクトに
あたらしいアイデアを加えて、透明なカードをデザインし
様々な色と形のシールを参加者が自由にカードに貼り、
完成したカードを組み上げ大きな家のオブジェをつくりあげるワークショップを行いました。