HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE 2026SS Pitti Immagine Uomo のインビテーションのデザイン。2021年から2025年のパリコレクションのインビテーションデザインに引き続き、担当しています。今回はフィレンツェの街からのカラーハンティングを経た衣服のコンセプトに基づいて、絵の具と色を基礎にインビテーションをデザインしています。
アニメーションエレメントデザイン:中島可蓮、井上理菜
サウンド:岡篤郎+穴水康祐
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3 にて行われた展示「Focus on STRETCH PLEATS」のディレクションと展示のデザインを担当しました。
プリーツ加工を縦と横にかけてできるストレッチプリーツが特徴のmeの衣服を「ひとつの構造」という視点で観察して捉えなおす小展示となっています。
完成した作品を展示するのではなく、次のものづくりに繋がっていく視点の入り口となるものを展示できればと考えました。
最後の小部屋にあるライブカメラをつかったアニメーション機構は、かつてデザインあ展で考えてつくった装置の仕組みを応用したものです。以前は気がついていなかった、今自分が思う視座で使い直しています。アニメーションは、画面の中でおこる実体の無い事象のように捉えがちですが、これは、ゾエトロープとも少し違って、目の前の模型と共に自分も入りこんだこの空間側が連続してアニメーションになる状況です。模型を観察すること自体にアプローチしたデザインとして考えています。服を見ることから入り、服でない何かの入口への視点の提案として構成した小展示です。
グラフィックトライアル2024の告知グラフィックのデザインを担当しました。「あそび」をテーマに印刷技術の可能性を実験する企画展です。情報を一度チラシとして印刷したものをさらにアナログに手を加えたものを撮影してグラフィックにしています。
各情報をカッターで切り分けて再構成することで、グラフィックのレイアウトパターンをデザインしています。
また印刷物を撮影して印刷物をつくるプロセスから、ストップモーションによるモーショングラフィックも制作しています。
モーショングラフィックはこちらから
WEBメディア「ズカンフ〜ザッシ 文化と生物学」のロゴおよびメインビジュアルのデザインを担当しています。文化と生物学の両側面を同時に混在させて捉えるあたらしいメディアです。各記事は論文形式のPDFフォーマットでデザインしています。
WEB SITEはこちら
AXIS誌の表紙に、文字情報を構造化した模型グラフィックを提供。
グランドセイコーの2023年クリスマスシーズングラフィックおよび店頭ディスプレイ、映像、ノベルティグッズの一貫したディレクションを担当しました。すべて紙製のオブジェクトで統一した展開となっています。店頭ディスプレイは銀座和光をはじめ世界10箇所以上で同時展開しました。
下記の会期にて展覧会を開催しました。
お越し頂いた方、気にかけて頂いた方、
ありがとうございました。
充実した展覧会となりました。
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第25回亀倉雄策賞受賞記念
岡崎智弘 個展「STUDY」
2023年6月6日(火)−6月28日(水)
日曜休館、入場無料
クリエイションギャラリーG8
http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/2306/2306.html
紙の印刷加工会社である福永紙工株式会社と共に進めているプロジェクト「紙工視点」の2022年発表の為の、告知動画/展示POP-UP/パッケージ/DMのグラフィックデザインおよび、プロジェクト・製品開発のディレクションを担当しています。
三組のデザイナーにそれぞれあたらしい紙のプロダクトをデザイン・開発していただき、福永紙工より発表しました。
現在製品を購入する事ができます。
グラフィックザインの歴史において「紙」という素材は、印刷を載せて届けるメディアとしての歴史がありますが、今回プロジェクトの視覚デザインにおいてチャレンジしたのは紙の物性から動きを取り出し、その動き自体を支持体にして文字情報を載せた時にどのような可能性が生まれるかについてです。また展示発表の際の会場什器も紙のプロジェクトならではのチャレンジをしています。会場什器はすべて紙で作られています。丸く閉じた帯のパーツの中に全紙サイズの紙をくるりと入れるだけで紙が広がる力を用いて筒状のパーツとして自立するとてもシンプルな構造を用いてデザインされています。これらの什器は再度平たい状態の紙に戻す事ができる為、2週間ほどの展示会期を終えた後に、福永紙工のワークショップなどで使用されることを踏まえて設計されています。